■コントロールコード再生 モーション終了を知る方法
コントロールコードでモーションを再生したときに、一番ネックになるのがモーションの終了がわからないということです。モーションによって再生時間が違うため、モーションごとにwaitを調整しなくてはいけません。waitの調整がうまくいっていないとロボットが停止する可能性もあります。
そこで、RCB3のモーションを工夫して擬似的にモーションの終了フラグを作りたいと思います。
(画像1 クリックで拡大)
画像1が、終了の返事をもらう仕組みです。モーション開始時に、KCB-1のADとつないでいるRCB-3の空いているサーボ端子をHighにします。モーション終了時にHighにしていた端子をLowに落とします。こうすることで、ADがHighの間はモーション中、Lowになればモーションは終了ということがわかるようになります。
・KCB-1とRCB-3を接続する
次に設定したサーボ端子とKCB-1の接続です。接続ケーブルでRCB3のサーボ端子とKCB-1のアナログ端子を接続してください。この際、必ず真ん中の赤い電源ラインはコネクタからはずしてください。RCB-3のハイボルテージをアナログ端子に接続してしまうとマイコンが発熱し、破損します。はずしたコネクタはビニールテープなどを巻いてショートしないように気をつけてください。
・Heart to Heartでモーションを変更する
Heart to Heartで適当なモーションを読み出してください。
最初のPOSの空いているポートをHighに設定します(例ではCH5)。次にPOS7のコピーでPOS8を作ります。POS8では、さっきHigh出力にしたCH5をLowに設定します。Lowに設定する最後のPOSのSPEEDは1で十分です。(画像2)
(画像2 クリックで拡大)
・KCB-1のプログラム
コントロールコード再生のプログラムを変更します。
rcb3_put_7Bcode (BTN7B_RR);
while(ad_read(3) >= 500){} //RCB3がHighの間ここで待機
rcb3_put_7Bcode (BTN7B_NP); //ニュートラルコマンド送信
wait (300000); //完全に停止するまで少し待つ
上記は、以前公開したAutonomous_system_ccのモーション再生部分を一部変更したです。以前waitでタイミングを取っていた部分がwhile(ad_read(3) >= 500){}となっています。これは、AD3の値が500以上の間何もしないという処理です。モーションが終わってADポートがLowになったとき、条件を抜けてニュートラルを送ることができます。
以上の作業をすれば、モーションが確実に終了した後に次の命令に移れるため、モーション同士がぶつかって停止するなどのトラブルを避けやすくなります。お試しください。






