■インサイド・KRS40XX
KCB-1でシリアルサーボモーターの制御をしているときに、時々動かなくなってしまうことがありませんか?これはサーボモーターに命令を立て続けに送ったときなどに起きる現象です。
KRS-40XXシリーズなどの弊社製サーボモーターは、単に位置制御を行っているだけではなく、デイジーチェーンで接続する場合は信号線を全てのモーターと共有しますので、自分への信号なのかどうかを調べたりしています。もちろんKCB-1からだけではなく、他のサーボモーターが出した返事についても調べなくてはなりません。
このような内部処理を正しく行うために、KRS-40XXシリーズではデータの受け渡しを行った後に若干の時間を必要としています。その時間は約300~400[us]。KRS-40XXは115kbpsでデータの送受信を行いますので、位置制御(set_pos)に必要な6バイトの送受信時間を合わせると、一台のモーターあたり1[ms]程度の余裕が必要です。
--- 例 ---
while (1) {
...
sio1_set_pos (1, 目標位置); // 送受信に約600[us]を使用している
wait (200); // 若干の待ち時間(300~400[us])待つ
sio1_set_pos (1, 目標位置); // 再度目標位置を送信
wait (200);
sio1_set_pos (2, 目標位置); // IDが変わっても、同じSIO端子を使う場合はちょっと待つ
...
}
KCB-1では、このデータ送受信時間以外に必要な300~400[us]をさらに詰めるために、SIO端子を2つもうけています。SIO1,2に交互にデータを送信することで、たくさんのサーボモーターを短い(約半分の)時間で動かすことができるようになります。または処理が完全に終わるだけの間隔を持ったタイマーを使う方法もありますよ。




