ICS-PCインターフェースとICS-PCインターフェース2の違いを教えて下さい。
KHRシリーズ初代機「KHR-1」に付属していたものがICS-PCインターフェース2といいます。
USBが主流でなかった頃に発売されたため、RS232Cコネクタが取り付けられています。
この2つのインターフェースは、見た目は非常に似ていますが配線、使用目的が全く異なりますので十分ご注意ください。
(形状が似ていますので、銘板シールなどでどちらのタイプか確認してからご利用下さい。)
【ICS-PCインターフェース】
各種機器のICS設定用のインターフェース。
ロボット用機器としては、サーボ、ジャイロなどの周辺機器の設定のほか、無線コントロールユニットの接続などに使用します。
このインターフェースは、接続する3本の線は、GMD,VCC,信号の結線となっており、信号は、双方向で通信が行われます。
また、通信速度は、2400bpsや9600bpsといった低速度に対応しており、より速い速度での通信には対応していません。
【ICS-PCインターフェース2】
このインターフェースは、GND,TX,RXの3本となっており、送受信が独立して行えるようになっています。
通信速度も115200bpsに対応しており、KHR-1のコントロールボードRCB-1や、モーションプロセッサーの設定通信用として使用します。
なお、現在では後継機種としてこの2種類がひとつになったUSBアダプターを販売しております。
ICS-PCインターフェースおよび2は販売終了品のため、新規にお買い求めになる場合にはこちらの製品をお買い求め下さいませ。
●Dual USBアダプターHS [02116]
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