KRC-6FS 送受信機セット

コード: 03244.

価格: ¥18,150 (税込)

<スペック>
 【KRC-6FS 送信機】
 ●電源: 2.4V~3.6V 単 4 乾電池2個
 ●消費電流: 66mA 電波出力時
    (アナログ入力端子に未接続の場合)
 ●対応受信機: KRR-6FS
   ※KRR-5FHは使用できません。
 ●操作キー: 電源キー x1、8方向キー x2、
    シフトキー x4、スペシャルキー x2
 ●外部アナログ入力: 4 個
 ●同時使用可能台数: 32 台
     (動作保証は 16 台まで)
 ●電波出力: 2.4GHz FHSS 1mW
        (国内認証取得済)

 ー アナログ入力端子 ー
 ●入力最大: 3.3V
 ●分解能: 7bit
 ●電源出力電圧: 3.3V
 ●電源出力電流: 全体で 20mA 以下まで
 ●コネクタ: ZH コネクタ 3pin
     1pin AD 入力
     2pin 3.3V 出力
     3pin GND

 【KRR-6FS 受信機】
 ●サイズ: 35 x 30 x 10.5 mm
       (コネクタ含まず)
 ●入力電圧: 6V~12V
 ●消費電流: 27mA
 ●通信速度: 115200bps(初期設定値)
        /1.25Mbps
 ●ID: 31(固定)
 ●同時使用可能台数: 32 台
   (動作保証は 16 台まで)
 ●対応送信機: KRC-6FS
   ※KRC-5FHでは使用できません。
 ●接続可能ボード: RCB-4HV、RCB-4mini、RCB-3HV

<セット内容>
 ●KRC-6FS送信機 x 1
 ●KRR-6FS受信機 x 1
 ●2-5 低頭タッピングビス x 5
 ●ZH 接続ケーブル2B(100mm) x 1
 ●ZH接続ケーブル2A(60mm) ×1
 ●二又コード II x 1
 

made in Japan

商品説明

■ロボットの無線コントロールに最適なボタン数

KRC-6FSはロボット用無線コントローラです。各ボタンを押すことで、コントロールボードRCB-4/RCB-3に割り当てられたモーションを再生することができます。

2.4GHz電波帯を使用おり、送信機と受信機をペアリングすることで1対1の無線コントロールが可能です。

斜めボタンやスペシャルボタンなど、市販のゲームコントローラよりボタンの数が多いので、より多くのモーションをワンアクションで再生できます。

 

●スペシャルボタンとは
送信機の中央部に増設されたモーション再生用のボタンです。通常と同じようにモーションを割り当てることができます。必殺技やスローインなど特別なモーションを登録したボタンがすぐにわかるように増設しました。

こちらのマネージャーソフトで割り当てを変更することも可能です。

 

<KRC-5FHからの進化のポイント>

★無線通信の性能向上

無線通信を改良し、エラー率の少ないより安定した通信ができるようになりました。これにより、操縦のダイレクト感がアップしています。※

※モーションの内容によりダイレクト感に違いがあります。

 

★フルカラーLEDを採用

送信機、受信機ともにフルカラーLEDを採用しました。これにより機器のステータスを確認しやすくなりました。

送信機のステータス:
・通常時は青色に点灯(数種類から好きな色に変更することが可能)
・ペアリングモード時に黄色に点滅
・バッテリー残量低下時に赤色に点滅

受信機のステータス:
・青:RCB-4 115.2kbps 設定
・緑:RCB-4 1.25Mbps 設定
・オレンジ:RCB-3
※マイコンボードで通信した場合はRCB-4の各モードになります。

 

★RCB-3モードへの自動切り替え機能

従来のKRR-5FHはRCB-3と通信する際にAUX端子を使用していましたが、KRR-6FSではAUX端子を廃止し、SIO端子から通信できるようになりました。これにより、RCB-3側の低速シリアル端子からKRR-6FSへ給電することができるようになり、必要なケーブルを1本削減できるようになりました。SIO端子のRCB-3モードへの変更は、KRR-6FSに接続されたボードにより自動で切り替わりますので、設定変更する必要はありません。

 

★KRC-5FHからKRC-6FSへの載せ替え方法

基本的な機能は共通ですので、ロボットに搭載されている受信機KRR-5FHをKRR-6FSに載せ替え、KRC-6FSとベアリングをすることで、そのまま使用できます。ボタン割り当てや設定の変更は必要ありません。ただし、KRR-6FSの通信速度をロボットに搭載しているKRSサーボと統一する必要がありますので、お間違いが無いように確認し、必要であれば変更してください。

※「KRC-6FSとKRR-5FH」、「KRC-5FHとKRR-6FS」の組み合わせで通信することはできません。

■アナログ端子を装備!

送信機にはアナログ端子が4つ装備されています。ここにセンサーを取り付ければ、アナログ値でロボットをコントロールすることが可能になります。

例えば、ジョイスティックを取り付ければ、スティックの傾きで操作できますし、加速度センサーなどを取り付ければセンサーの傾きで制御することも可能です。

※アナログ端子は3.3V仕様です。
※センサー値で制御する場合は、モーションの制作、改造をする必要があります。

 

 

■Arduinoなど市販のマイコンボードを無線化

受信機KRR-6FSのSIO端子は、KRCサーボと同様にシリアル通信をすることができますので、UART端子を装備したマイコンボードと通信し、送信機KRC-6FSで無線操縦することができます。Arduino向けのサンプルプログラムを公開していますのでご利用ください。

『ICS Library for Arduino ver.3』

※KRR-5FHのサンプルプログラムがそのまま使用できます。

マイコンボードは、KRR-6FSからボタンデータを受け取ることができます。このボタンデータをSwitch文などで分岐することにより、送信機で押されたボタンで処理を分岐することが可能です。詳しくは下記の記事をご参照ください。

『ICS変換基板の使用方法(3) 無線コントロール編』

 

■3Dプリンターでグリップの増設が可能です!

送信機本体には自作グリップを増設するためのグリップホルダーがついています。ここに3Dプリンターなどで作ったオリジナルグリップを固定すれば、自分の手にあったマイコントローラーに改造することが可能です。

【自作グリップ制作例】

KCB-5FH04KCB-5FH05

 

 

■複数台同時に動かすことが可能

1台の送信機で、複数台のロボット(受信機)に同時に指示を出すことができます。方法は簡単で、1台の送信機に対して複数の受信機をペアリングするだけです。あとは通常通り操作するだけで複数台のロボットが同時に動かすことができます。

詳細は下記のサポートページをご参照ください。

『1台のKRC-5FHで2台以上のロボットを同時に動かす』

※こちらの記事はKRC-5FHを例にしていますが、KRC-6FSも同様の方法で実現できます。

 

 

■受信機KRR-6FSはバックパックにぴったり収まるサイズ

受信機KRR-6FSは、KXRシリーズ、KHRシリーズのバックパックにちょうど収まる小型サイズです。ビスで固定できます。

 

関連するサポート情報