B3MのIDがわからなくなった時の対処法
B3MサーボモータのIDがわからなくなった時の対処法
B3Mサーボモータをお使いいただいているお客様より「ID」の設定値が分からなくなってしまったという相談をお受けすることがあります。
通信速度に関してはB3M Managerで6種類の設定値を総当りで試す手もあるのですが、
IDに関しては255通りも確認するわけにはいかないと思います。
そこで、IDが不明な場合の対処法を御紹介します。
B3Mサーボモータにはブロードキャスト(不特定多数向け)IDとして、ID:255が存在します。
ID:255で送信することによって、接続されているすべてのサーボモータに対してコマンドを発行することができます。
つまり、IDの不明な個体に対してもID:255を利用して任意のIDに書き換えてしまうことが可能です。
例えば、IDを0に書き換える場合は、
IDの部分に255を入力
new IDの部分に 0 を入力します。
その後、その下のWriteボタンを押すと、データが送信されます。
書き換え後は保存(ROM→Save to ROM)を行い、再起動後でもIDが保持されているようにします。
注意点としましては、接続されているすべてのB3Mサーボモータに対して、同一の処理が行なわれる点です。(上記操作では全てのB3MサーボモータのIDが0となります)
マルチドロップ接続をしている場合は、一度接続を外し対象のサーボのみ繋いでから行ってください。
※通信速度がわからなくなってしまった場合は弊社サービス部までお問い合わせください。
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