Arduino向けライブラリを更新しました!

Posted on 2025.01.17 in ニュース

Arduino UNO R4のボードマネージャのバージョンアップにより、PMXサーボ、ICS機器(KRSサーボなど)、RCB-4とのシリアル通信が可能になりました。

R3まではUARTとUSBが兼用になっていましたので、通信結果をGPIOのHigh/Lowで通知していましたが、R4はUARTとUSBが別になり、機器と通信しながらPCとの通信が可能になりました。これにより、機器との通信結果をSerial.print()でシリアルモニタに表示するようになりましたので、サンプルプログラムを変更しました。より一層使いやすくなったサンプルプログラムをぜひお試しください。

 

以下のライブラリはArduino UNO R4にて動作確認済みです。

●KRSサーボ向け『ICS Library for Arduino ver.3』

●RCB-4向け『RCB-4 Library for Arduino ver.2.0』(準備中)

●PMXサーボ向け『PMX Library for Arduino』
※PMXサーボ向けは当初よりシリアルモニタへ表示するようになっていましたので、今回アップデートはありません。

 

【ご注意ください】

Arduino UNO R4を使用する場合は、下記のバージョン以上の環境でご利用ください。
・Arduino IDEのバージョン:2.3.4以上
・ボードマネージャ(Arduino UNO R4 Boards)のバージョン:1.3.2以上
これ以前のバージョンではシリアル通信が正常に動作しない場合があります。

ボードマネージャのアップデートは非常に簡単です。

①Arduino IDEを起動し、左のメニューにある「ボードマネージャ」ボタン(画像①)を押します。

②検索欄に「Arduino UNO R4 Boards」と入力します。

③検索結果の「Arduino UNO R4 Boards」にあるバージョンで「1.3.2」以上を選択します。

④バージョンを選択すると「インストール」ボタンが表示されますので押します。
 ※すでに最新の場合は「インストール」ボタンは表示されません。
  現在のバージョンは名称の下にある「x.x.x installed」をご確認ください。

 

Arduino UNO R4でご利用する場合は、KSBシールド2が便利です。ユニバーサル基板などで配線をすると手間がかかりますが、KSBシールド2はArduino UNO R3/R4のUART(TX, RX)、ENピン(GPIO2)など必要なピンに結線済みですので、ヘッダピンをはんだ付けするだけですぐにご利用できます。