KSBシールド2
価格: ¥1,320 (税込)
<セット内容>
●KSBシールド2 ×1
●ヘッダピンソケット(長)10pin ×2
●ヘッダピンソケット(長)8pin ×1
●ヘッダピンソケット(長)6pin ×1
●ヘッダピンソケット(短)4pin ×2
<対応機種>
●ICS変換基板
●RCB-4変換基板
●Arduino UNO R3
商品説明
ICS変換基板、RCB-4変換基板をArduino UNO R3で使用するためのシールド基板です。配線の手間なくご利用できます。ユニバーサルのフリーエリアや面実装用にフリーのパットも用意しましたので、自作回路を搭載することも可能です。
従来のICS変換基板シールドでは、Arduinoのシリアル端子(UART、HardwareSerial)を使用しての通信を行ってきましたが、このシールドではデジタルI/O端子を使用してSoftwareSerialで通信することも可能です。
はんだ付けによるジャンパの切り替えで、HardwareSerial、SoftwareSerialを選択することができます。
※本製品は、既存の「ICS変換基板シールド」の後継機種です。
※コネクタのはんだ付けが必要です。
※ICS変換基板、RCB-4変換基板は別売りです。
※Arduino UNO R3以外ではご利用いただけません。
●HardwareSerialとSoftwareSerialについて
Arduino UNO R3は、シリアル(HardwareSerial)端子を使用してPCと通信し、プログラムの書き込みやデータの送受信を行います。また、ICS機器も同様にシリアル(HardwareSerial)端子を使用します。そのため、サーボと通信するためにICS変換基板をシリアル(HardwareSerial)端子に接続すると、PC間の情報とICS機器間の情報と混在してしまう場合があります。Arduino UNOのHardwareSerialは、安定した通信ができる反面、端子が一つしかないことでPC間の通信とサーボ間との通信を同時に行うことができません。
そこで、ICS機器、RCB-4との通信をデジタルI/Oを使用してSoftwareSerialで疑似的にシリアル端子として使用することで、USBをPC間との通信に使用することができます。また、Arduinoで取得した情報をリアルタイムにPCへ送信することが可能になります。
ただし、SoftwareSerialはデータの取りこぼしが起こる可能性がありますので、安定した動作が必要な場合はHardwareSerialで通信することをお勧めします。
●ライブラリ
下記の記事からダウンロードしてご利用ください。
『ICS Library for Arduino ver.2』
『RCB-4 Library for Arduino ver.1.1』
●サポート記事
ご利用方法を紹介したサポート記事もぜひご覧ください。
【搭載例】
ICS変換基板と組み合わせた例です。
RCB-4変換基板と組み合わせた例です。
※変換基板、Arduinoは付属しません。
必要な部品が揃ったセット品もご用意しています。下記のリンクより詳細をご覧ください。
KXRオプションボード搭載セットB
(ICS変換基板用)
KXRオプションボード搭載セットC
(RCB-4変換基板用)
●KSBシールド2をSoftwareSerialで使用するための準備
KSBシールド2は、デフォルトでHardwareSerialに接続されています。SoftwareSerlaiで使用するためには下記の作業が必要です。
画像のように、赤枠のRX、TX端子のパターンの細い部分をカッターなどでカットし、黄色枠のS_RX(D8)、S_TX(D9)端子のパターンをはんだで接続します。EN(D2)はカットしませんのでご注意ください。