ロッカーボギーローバー”コブラ”プロジェクト
ロッカーボギーローバー プロジェクト名”コブラ”
開発:クラフトハウス株式会社
技術協力:近藤科学株式会社
KHR 10thアニバーサリーにて行われました、クラフトハウス栗元社長によるロッカーボギーローバーのデモンストレーションをご紹介します。
このロボットは、ロッカーボギー機構の車輪ロボットで駆動にはサーボを無限回転モードで使用しています。
ホイールの中に完全に収納することで段差や障害物をこえたときに、車体裏が引っかかりづらくなっており、走破性が向上しています。
使用しているサーボは、弊社製ロボット用サーボKRS-4034HV ICSです。最大トルク:41.7kgf・cmと高出力なサーボを使用していますので、アームやカメラなどオプションを追加しても余裕のあるスペックになっています。
<スペック>
●最大トルク:41.7kgf・cm
●最高スピード:0.17s/60°
●寸法:43×32×32.5mm(突起部除く)
●重量:61.2g(サーボホーン含まず)
●最大動作角度:270°
●最大消費電流:3.1A
●ギヤ種類:特殊アルミギヤ
●ケース材質:樹脂
●ギヤ比:381.2:1
●電源電圧:HV仕様(9V~12V)
駆動用に6個、方向転換用に6個の合計12個が使用されています。
制御は、RCB-4HVを使用しています。専用のモーション作成ソフトHeartToHeart4を使用することで簡単にモーションを作ることが可能です。
ボードを乗せ換えることで、より高度な制御をおこなうことも可能です。
■第15回国際宇宙ロボット(火星ローバー)コンテストに参加したときの動画もご覧ください。
お問い合わせはクラフトハウス社までご連絡ください。