組立ポイント ビス止めと工具
今回の組み立てポイントは、ビス止めと組み立てに必要な工具についてご紹介します。
■ビスの種類
M2-4/6/8のビスは、フレームやジョイントベース、ボディープレートなどの固定に使用します。カメ型、ローバー型ではM2-12も使用します。
M2-4とは、2mm径で4mmの長さのビスを指します。その他ビスも同様です。頭文字のMはメートルねじを意味していてナットと組み合わせて使用することもできます。
M2.6-10は、ジョイントベースにアームやフレームを固定する際に使用します。
M3-6/8ホーン止めビスは、サーボの出力軸に固定する際に使用します。肩や首など片持ちで使用する場合はM3-8を使用します。
2.6-4フラットヘッドビスは、サーボのボトム側にアームなどを固定する際に使用します。
■ドライバーの種類
ドライバーには、先端の大きさで0番、1番、2番と種類が分かれています。KXRのビスは0番と1番のドライバーを使用しますのでこちらを用意してください。ビスとドライバーのサイズが違うとビスを痛めてしまい、しっかりと締め込めませんのでご注意ください。
M2は0番を、それ以外は1番のドライバーを使用してください。
■ビス止めについて
樹脂パーツは金属に比べて柔らかいため、ビスを強く締め込みすぎるとねじ穴が緩んでしまう場合があります。ビスを締め込んでいくうちに徐々に重くなっていき、最終的にグッと止まる箇所がありますので、最初は締め込み具合を確認しながら作業してください。
また、アームサポーターなど複数の箇所にビス止めする場合は、各箇所を仮止めし、対角に締め込んでいくとしっかり固定できます。
詳細は、組立説明書の「組立の前に ビスの扱いについて」をご覧ください。
(ヒューマノイド型ではP.12に掲載しています)
他にも組み立てに必要な情報やバッテリーの取り扱いについて掲載していますので、組み立てを始める前に必ずよくお読みになってから作業を開始してください。
■必要な工具
KXRの組み立てに専用の工具は必要ありません。お店によりますが、工具は模型売場やホームセンターなどで揃えられます。
●プラスドライバー(0番 / 1番)
KXRでは、0番と1番のドライバーを使用します。柄が太いドライバーの方が締め込みやすいのでドライバー選びの時の一つの基準にしてください。
ベッセル社のドライバーがお勧めですよ!
●ニッパー
模型用の刃の薄いニッパーがお勧めです。
●ハサミ、カッター
デカールを切る際に使用するのみですのでお手持ちのものでOKです。
●テープ
バッテリーボックスにケーブルを配線する際に固定用に使用します。
以上です。