MD-2(ツインモーターミキシングESC)発売のお知らせ

Posted on 2022.04.25 in ニュース

『MD-2(ツインモーターミキシングESC)』の発売が決定しましたのでお知らせします。

5月下旬発売予定です。

 

MD-2(ツインモーターミキシングESC)
No.40454 3,850 (税込)

『MD-2(ツインモーターミキシングESC)』は、1つのユニットで2個のモータを動かすことができるスピードコントローラーです。MD-2の内部でモータにミキシングをかけていますので、ツインモータのタンクモデルなどでもRCカーのようにスティックの上下操作で前進/後進、左右操作で左右旋回を可能にします。これにより、RCカー同様の直感的な操作に加え信地/超信地旋回が実現可能となります。

【用語解説】ミキシングとは、手元の操作を元にマイコンが計算や処理を加えてモータを制御する機能です。今回の場合は、片方のモータを逆に回転させることで、スティック一つで前後進や左右旋回を実現しています。

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同じ種類の商品でMD-1(ニュートラルブレーキ仕様)を販売しています。この商品は、1つのモータに対して回転数と回転方向を自由に制御できます。

 

モータを二つ搭載したマシンの場合、MD-1を2つのモータそれぞれに接続して制御します。スティックタイプの無線コントローラーで操縦すると、下記のような操作方法になります。

図中の「MR-8」は無線コントローラーMC-8の受信機です。MR-8の各チャンネルにMD-1を接続することでMC-8のどのスティック、ボタンで操作するかを選択することができます。

 

マシンは下記のように左右の車輪にそれぞれモータを搭載しているタイプを例にします。

左側のスティックでマシンに搭載した左側のモータの操作をし、右側のスティックで右側モータを操作します。左右それぞれでモータの回転数と回転方向を指示しますので、左右のスティックを両方同時に上に倒せば前進、下に倒せば後進、左を上に右を下にすると右回りの信地旋回が可能です。操作方法として説明されれば理解はできますが、実際にマシンを操縦するときにこの操作方法ですと混乱してしまう場合があります。また、「スティック両方を同時に」操作する場合、人の手で操作するとどうしても左が早かったり、右が早かったりと「同時」に操作するためには練習が必要かもしれません。

 

対してMD-2です。下図の通りMD-2には、受信機からの信号を受け取るポートが2つあります。SIG1は前進/後進の操作を、SIG2は左右旋回の操作を受け取ります。SIG1/SIG2を無線コントローラーの受信機の各チャンネルに接続することで、モータの回転数と回転方向の指示を受け取ることができます。

 

 

MD-2の操作方法は下記のようになります。

MD-2の内部では、無線コントローラーからの1つの指示を左右それぞれのモータに合わせた2つのパルスに変換していますので、片手のスティック操作でMD-2が2つのモータを「同時」に制御してくれます。これにより、片方のスティックを上に倒せば前進、下に倒せば後進、さらに左右動作用のスティックを右に倒せば右旋回、左で左旋回など一般的なRCカーのように直感的な操作が可能になります。もちろん、前進と右旋回を組み合わせて右方向よりの前進などの組み合わせ操作も可能です。

MD-2は、このように2つのモータを搭載したマシンの制御に最適な製品です。MD-1を2個搭載するよりコストを抑えることもできます。130~280サイズ(ロック電流4A以下のブラシ付きモータ)のモータを2個搭載したマシンには、ぜひMD-2をご利用ください。

 

また、MD-2とマルチコントローラーMC-8とのお得なセットもラインアップします。スティックタイプでの操縦をご希望でしたらこちらのセットがお勧めです。

MC-8 2.4GHz MX-F MAKE-B(MD-2ツインモーターミキシングESCセット)
No.10717 ¥10,800
MD-2と電源ユニットが付属する基本的なセットです。

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MC-8 2.4GHz MX-F MAKE-C ESCスペシャルセット
No.10718 ¥14,600
MD-2、電源ユニットとさらにMD-1(ニュートラルブレーキ仕様)が2つ付属するお得なセットです。モータを4つ使用するマシンにお勧めです。

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リチウム電池使用時のご注意

MD-2は3~6.6vの広い電圧幅で動作しますので、リポカットのような保護回路はついていません。LiPOやLiFeなどのリチウム電池を使用する際にはモータの負荷による電圧降下にご注意ください。事前にご使用になるモータの性能と台数を決めてからご利用いただくことをお勧めします。