低頭ケースビスのご紹介

Posted on 2022.06.07 in

 

ケースビスのサイズがM2.6のサーボ用に、長さ16mm、18mm、20mmの低頭ビスが新たにラインアップしました。この記事では、KRS-5000を例に実際に低頭ビスをサーボに組み込んだ状態をご紹介します。

 

【低頭ビスラインアップ】

M2.6-16低頭ビス(50本入り)

M2.6-18低頭ビス(50本入り)

M2.6-20低頭ビス(50本入り)

  

 

■対象サーボ

フレーム固定ビスがM2.6のサーボケースであればこちらの低頭ビスをご利用することができます。使用する個所、固定するフレームの厚さに合わせて長さをお選びください。

KRS-5054 / 5053 / 5034 / 5033 / 5032HV ICS 【寸法図】【フレーム取り付けビス参考図】

B3M-SB-1040-A / B3M-SC-1040-A 【寸法図】【フレーム取り付けビス参考図】

以下の機種はアッパーケース側(出力軸側)のみ対応します。ボトムケース側は長さが足りませんので別途ご用意ください。

KRS-9004HV ICS 【寸法図】【フレーム取り付けビス参考図】

KRS-6003R2HV ICS 【寸法図】【フレーム取り付けビス参考図】
 (従来の6000シリーズにも対応します)

ケースビスの長さについて、詳しくは各サーボの寸法図をご確認ください。また、寸法図のページに『フレーム取り付けビス参考図』も公開していますので、合わせてご覧ください。

 

■使用するメリット

サーボホーンにアームなどのフレームを取り付け、さらにケースにもフレームを取り付けた場合、ホーン周りの隙間が狭いため通常のビスだと頭が干渉してしまう場合があります。その際に、低頭ビスは文字通りビスの頭が薄いため、サーボケースへのフレームの固定に使用しても干渉しづらく便利です。

低頭ビスの寸法は下記の通りです。(長さ16mmの場合)

 

■フレーム(アルミ板)の厚さが1.5mmの場合

検証用にアルミ板でダミーのフレームを作成しました。サーボケースに固定するアルミ板の厚さが1.5mmの場合は下記のようになります。ビスの頭が薄いため、サーボホーンに取り付けたフレームとの隙間に余裕があります。

 

■フレーム(アルミ板)の厚さが3mmの場合

サーボケースに3mm厚のアルミ板を固定した場合は、残りの隙間が0.5mmしかありませんので低頭ビスでも干渉してしまいます。

そのため、フレーム側にビスの頭が埋まるようにポケット状のくぼみを掘りました。低頭ビスであればくぼみの深さを最小限に抑えることができます。実際に固定した状態は下記のようになります。

 

以上の通り、低頭ビスは隙間が限られているホーン周りに特に便利なアイテムです。ロボットの設計が楽になりますので大変お勧めです。ぜひご利用ください。

 

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