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ICS Library for Arduino のver.1.0とver2.0の違いについて
ICS Library for Arduinoのver.2.0を公開しましたが、この記事ではver.1.0との違いをもう少し詳しく解説いたします。 各ライブラリは、下記のサポート記事からダウンロードできます。 ●サポート記事『ICS Library for Arduino ver.1』 ●サポート記事『ICS Library for Arduino ver.2』 今回公開しましたver.2.0のライブラリと以前のver.1.0の違いは、SoftwareSetialに対応したかどうかです。SoftwareSerialを実装することによりデジタルI/Oを使用してのシリアル通信が可能になりました。(SoftwareSerialの詳細ついては別記事をご覧ください。) ver.2.0では、SoftwareSerialを実装するために下記の方法でライブラリを切り分けています。 ver.1.0で通信に使用していたSerial(HardwareSerial)と、ver.2.0で追加したSoftwareSerialを両方実装すると、通信部分、初期設定部分以外は共通の機能なので、同じ機能を各ライブラリに対して二度実装すること...
もっと見るRCB-4変換基板の使用方法(3) Rcb4MotionPlay編
【ここまでの関連記事】 『RCB-4変換基板の使用方法(1) 準備編』 『RCB-4変換基板の使用方法(2) 搭載編』 前回の記事に続きまして、今回は『RCB-4 Library for Arduino』に付属するサンプルプログラム「RCB4MotionPlay」を利用して簡単なモーション再生を行います。 ■プログラム概要 「Rcb4MotionPlay」は、RCB-4に登録されたモーションを番号を指定して再生するプログラムです。モーションの再生は、motionPlay();関数を使用します。 モーション番号は、HeartToHeart4のモーション一覧ウィンドウに表示されている番号です。この番号を()内に記入するだけで、モーションを再生することができます。下の画像の「M001」が該当します。 モーション再生方法は、motionPlay();関数の他にsetKrrButton();関数があります。こちらは、無線コントローラなどでモーションを再生する際に登録する「ボタンデータ」をもとにモーションを再生する方法です。この方法を使用すると、無線コントローラで操縦しているように連続歩行や、ボタンが押さ...
もっと見るRCB-4変換基板の使用方法(2) 搭載編
【ここまでの関連記事】 『RCB-4変換基板の使用方法(1) 準備編』 KXR用オプションボード搭載セットCを使用することで、KXRのバックパックにArduino UNOを搭載することが可能です。 今回は、KXRへの搭載方法とソフトウェアの準備についてご紹介します。 ※以下の画像はArduino UNO R3を例にしていますが、Arduino UNO R4も同様の方法で搭載できます。 ■搭載方法 1)バックパックに2.6-4フラットヘッドビスで板金を固定します。 2)Arduino UNOをスペーサーを挟んでM2.6-8ビスで板金に固定します。 3)Arduino UNOにRCB-4変換基板を接続したKSBシールド2を接続します。 ※写真は各基板にピンヘッダーを半田付けした状態です。詳細は前回の記事をご参照ください。 4)バックパックの開閉を固定している2.6-4ビスを外し、バックパックを開きます。 5)RCB-4miniのCOMに接続しているZH変換ケーブルを外し、セット付属のZH接続ケーブル2を接続します。 6)RCB-4miniの空いてい...
もっと見るRCB-4変換基板の使用方法(1) 準備編
RCB-4変換基板は、マイコンボードなどに搭載されているUART端子、またはI/O端子のソフトウェアシリアルを使用して弊社ロボットキットに搭載しているコントロールボードRCB-4(HV/mini)と通信するための変換基板です。 従来は、RCB-4とマイコンボードを中継する回路を作成する必要がありましたが、この基板を使用することで簡単に制御することができるようになります。 ●RCB-4とは RCB-4は、KRSサーボを制御するためのコントロールボードです。モーション作成ソフトHeartToHeart4を使用してモーションを作成しRCB-4に登録することで、手軽にロボットを制御することが可能です。プログラミング言語を使用することなくモーションを作成できますので、初心者でも使用できますし、HeartToHeart4の多彩な機能を活用してハイエンドユーザーにも対応します。 RCB-4HVとRCB-4miniがありますが、違いはAD端子、PUO端子の実装数と基板サイズのみです。同じHeartToHeart4でプログラミングができます。 ●RCB-4とマイコンボードを組み合わせるメリット ICS変換基板を使用してマイコンボードから直接KRSサー...
もっと見るKHR-3HV バトルモーション(ROBO-ONE Light 16th対応)
KHR-3HVのバトルモーションVer.3.0を公開します。 こちらのモーションは、第16回ROBO-ONE Lightの競技規則に合わせて作成しました。 ※イベントにより競技規則が異なります。ご参加の場合は競技規則をよく読み、必要であればモーションを修正してご利用ください。 【ジャイロセンサKRG-5を搭載している場合】 Battle_KHR3(V3.0)(KRG-5対応).zip 【ジャイロセンサKRG-4を搭載している場合】 Battle_KHR3(V3.0)(KRG-4対応).zip ●モーション一覧 各種移動モーション、ダブルパンチは従来のバトルモーションプロジェクトに収録している内容と同じです。追加で下記のモーションを作成しました。 ・投げ(左) ・投げ(右) ・ハイキック(左) ・ハイキック(右) ・浴びせ蹴り ●ご利用条件 ・対象機種:KHR-3HV(Ver.1/Ver.2/Ver.3) ・フレーム:開脚フレームの搭載が必要です。 ・軸数:17~18軸 ※腰ヨー軸(ID0(SIO5~8))が必要です。 首のヨ...
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