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6VサーボをRCBで制御するための電源について
リチウムフェライトバッテリー(Li-Fe)は、ニッケル水素バッテリーに比べて大電流を流しやすく、ロボットをより安定して動かすことができます。さらに、メモリー効果がほとんどありませんので追い充電することができますし、自己放電も少ないので長期間の保存に優れ、メンテナンス性も優れていますので、ロボット用の電源としておすすめです。 弊社で発売しているLi-Feバッテリーの電圧は、2セル(6.6V)タイプと3セル(9.9V)タイプの2種類あります。1セル(電池でいう1本)の電圧が3.3Vですので、それぞれ2倍、3倍の電圧になります。KHR-3HVなどに搭載されているHV対応サーボは3セルタイプを、KRS-3204など6V~7.4V対応サーボは2セルタイプを使用します。 ■3セル(9.9V) ・ROBOパワーセル F3-850タイプ(Li-Fe) ・ROBOパワーセル F3-1450タイプ(Li-Fe) ・ROBOパワーセル F3-2100タイプ(Li-Fe) ■2セル(6.6V) ・ROBOパワーセル F2-850タイプ(Li-Fe) ・ROBOパワーセル F2-1450タイプ(Li-Fe) リチウムフェライトバッテリーに関しまし...
もっと見るBX-10L ご利用方法 【Li-Fe編】
今回は、充電器BX-10Lにてリチウムフェライトバッテリー(LiFe)を充電する方法をご紹介します。 BX-10Lは、リポ(LiPo)バッテリー、リフェ(LiFe)バッテリーに対応するバランスチャージャーです。XHタイプのバランスコネクターが付いた2~3セルのLIFeとLIPOバッテリーが充電できます。最大2Aまで出力が可能です。操作ボタンも赤いボタンがひとつだけ、とてもシンプルな手順で充電ができます。 ケース手前側に2種類の接続ターミナル(コネクターを挿すところ)があります。ここにバッテリーのバランス端子を接続して充電します。2セルバッテリー(LIPO7.4vもしくはLIFe6.6v)なら向かって右側4ピンコネクタ、3セルバッテリー(LIPO11.1vもしくはLIFe9.9v)なら左側の端子に接続します。 それでは、BX-10Lにて充電する際のポイントをご紹介します。ここでは、当社から発売しているリフェバッテリー ROBOパワーセル F3-850を例にご紹介します。 ※リフェバッテリーをはじめてご利用の方は、まずこちらの記事をご一読くだ...
もっと見るLi-Feバッテリーのメリットと注意事項
この度、当社からロボット用リチウムフェライトバッテリー(Li-Fe)が発売されました。 こちらのバッテリーに交換するだけで、従来のニッケル水素に比べてよりしっかりとした動作をすることが可能になります。KHR-3HVのみならず、KRS-4000シリーズ、6000シリーズ、B3Mユーザーにも大変お勧めです。 Li-Feバッテリーのご利用には大きなメリットと、いくつかの注意事項があります。以下の説明をよくお読みになりまして、安全にご利用ください。 ■Li-Feバッテリーを使うメリット 1.放電電流が大きい為、しっかりとした安定歩行ができるようになる。 2.メモリー効果がないため放電をしなくても充電ができる。 3.Li-Poバッテリーと比べて壊れにくく安全に使用できる。 ニッケル水素バッテリーに比べて出力できるパワーが上がっています。それにより、22軸以上のKHR-3HVや、2572HVへの換装、4000、6000、B3Mなどのハイパワーで電力が必要な場合にも十分な電力を供給することが可能です。 ■ロボットキットで安全に使うために KHR-3HV、KMR-M6/P4(コントロールボード:RCB-4HV)には、バッテリーが指定の電...
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