KRS-2552R3HV ICS

コード: 03231.

価格: オープン

■6個セット:No.03232 オープン

<スペック>(11.1V時)

 ●最大トルク:14.0kgf・cm
 ●最高スピード:0.14s/60°
 
 ●寸法:41×21×30.5mm(突起部除く)
    (寸法図)
 ●重量:41.5g(サーボホーン含まず)
 ●最大動作角度:270°
 ●最大消費電流:1.3A
 ●ギヤ種類:金属 
 ●ケース材質:樹脂
 ●ギヤ比:312.4:1 
 ●電源電圧:HV仕様(9V~12V)
 
 ●通信規格:ICS3.6(シリアル/PWM選択式)
 ●通信速度:115200/625000/1250000bps
 ●初期設定:ID0/BR115200
 ●信号レベル:TTL
 ●回転モード:可

<対応コントロールボード>

 ●RCB-4HV
 ●RCB-4mini
 ●RCB-3HV
 ※RCB-3でご利用いただく場合はこちらの記事をご一読ください。

<インターフェース>
 ●Dual USBアダプターHS
 ●ICS USBアダプターHS

<付属品>

【単品】
 ZH接続ケーブル2A (300mm)×1本
 ZH接続ケーブル2B (300mm)×1本
 M3×8 低頭ホーン止めビス ×1本

【6個セット】
 ZH接続ケーブル2A(300mm)×6本
 ZH接続ケーブル2B(300mm)×6本
 M3×8 低頭ホーン止めビス ×6本

 

Made in Japan

商品説明

KHR-3HV Ver.3.1標準のサーボモータ。全段金属ギヤ、ファイナルはベアリングを使用しているため剛性が高く、負荷のかかる動きや歩行動作をなめらかに再現します。

 

■ギヤ:金属ギヤ

全段金属ギヤを採用することでロボットの安定した動作を実現。
さらに、軸をベアリングで支えることで安定した動作を実現しました。

 

■ケース:KRS-2500シリーズ

コンパクトなKRS-2500シリーズのケース。ロボットのシルエットをすっきりとまとめることができます。
また、表面に凹凸が少ないためフレームの設計も簡単になりました。

コネクタは、ボトムケース側に2個装備しています。

 

・フリーホーンを取り付け可能

ボトムケースには、出力軸のホーンと対になるフリーホーンを固定できます。

 対応オプション:
  アルミフリーホーン2500A(PCDΦ14-M2-オフセット0)
  フリーホーン2500B(PCDφ12-M2-オフセット+2)
  小径フリーホーンC(PCDφ12-M2-オフセット0)

  

 

 

・ケーブル脱着式

ケーブルは脱着式で好きな長さのケーブルに交換することができます。コネクタが2つ実装されていますので、サーボに任意のIDを割り振ることによりサーボ同士を数珠状につなぐデイジーチェーン接続をすることが可能です。

 対応オプション:ZH接続ケーブル2A / ZH接続ケーブルA
         ZH接続ケーブル2B / ZH接続ケーブルB

 

 

 

■これまでのKRS-2552各種と"R3"の互換性について

KRS-2552R3は、サーボに内蔵しているモータのロット変更により動作の特性が若干変更になりました。最大トルク、最高スピードなどスペック上の変更はございませんが、ストレッチなど各種パラメータを著しく変更した場合(60→10など)は、R2以前の従来機種と比べて動作に差が発生する場合があります。

片脚"R3”、片脚"R2"を搭載したKHR-3HVにてサンプルモーションの動作確認をしたところ、すべてのモーションを問題なく再生することができました。”R3”と”R2”を混在することは可能ですが、モーションにより若干の違いが発生する場合があります。現在お手持ちのKHR-3HVの脚部のサーボを交換する場合は、可能であれば左右を"R3"に揃えていただくことをお勧めします。

通信規格は変更なくICS3.6を採用していますので、これまで通りの環境でご利用いただくことができます。従来のICS3.5/ICS3.0に対応する各種KRSサーボ(HV仕様)と混在することが可能です。

※RCB-3でご利用いただいたときのみ一部組み合わせに注意が必要です。詳細はこちらをご参照ください。RCB-4やその他マイコンボードでは問題ありません。

 

■マニュアル

『KRSサーボシリーズ総合マニュアル』

『ICS3.5 / 3.6ソフトウェアマニュアル(コマンドリファレンス)』

 

■寸法図

フレームの設計用に3D、2Dの寸法図をダウンロードしてご利用いただけます。こちらのページをご参照ください。

『KRS-2500シリーズ 寸法図』

 

■各部名称

 

■搭載方法

●サーボケースへのパーツ固定

 対応オプション:
  2-5低頭タッピングビス
  2-8低頭タッピングビス

  ケースビスセット KRS-2500シリーズ用

 

●軸へのパーツ固定

 対応オプション:
  小径ホーン(PCDφ12-M2-オフセット0)
  アルミ小径ホーン(PCDφ12-M2-オフセット0)
  小径ホーンB(PCDφ12-M2-オフセット0)
  M3-6低頭ホーン止めビス
  M3-8低頭ホーン止めビス

  フリーホーン2500B(PCDφ12-M2-オフセット+2)
  アルミフリーホーン2500A(PCDφ14-M2-オフセット0)
  小径フリーホーンC(PCDφ12-M2-オフセット0)
  フラットヘッドビス(2.6-6)

  M2-4低頭ビス

  

■制御方法

●コントロールボードRCB-4HVから制御する

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RCB-4HVとモーション作成ソフトHeartToHeart4を組み合わせて簡単にサーボを制御することができます。RCB-4HVは、2系統のサーボなどICSデバイス用を制御する端子を装備し、アナログセンサー用の端子を10ポート、デジタルI/O端子を10ポート用意しています。

HeartToHeart4は、様々な機能を持つコントロール(パネル)を並べることでモーション作りが可能です。簡単な「あいさつ」などのモーション作成から、センサーや無線コントローラのボタンによる分岐など複雑なモーションも作成可能です。

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サーボは、それぞれにID番号を割り振り、デイジーチェーン接続によりデバイス同士を接続して通信します。

 『HeartToHeart4講座』

詳しい使い方は『HeartToHeart4講座』をご一読ください。

 

 

【必要な製品】

RCB-4HV
Dual USBアダプターHS
HV電源スイッチハーネス

RCB-4miniには対応していません。

 

【構成図】

 

 

●PCから制御する

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Dual USBアダプターHSを使用することで、PCから直接サーボを制御することができます。公開されているソフトウェアマニュアル(コマンドリファレンス)をもとにコマンドを送信します。通信方法やサンプルも公開されていますので、詳細は下記の記事をご覧ください。

 『シリアルサーボ制御方法(4) PCから直接制御編(その1)』

 『シリアルサーボ制御方法(5) PCから直接制御編(その2)』

 『KRSサーボモータを動かそう(Python編)』

 

 

【必要な製品】

Dual USBアダプターHS

(USBアダプター同梱のケーブルでPCと接続可能です)

 

【構成図】

 

 

●市販のマイコンボード、小型PCボードから制御する

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市販ボードのUART端子からサーボなどICSデバイスを制御することができます。ICSデバイスは、信号線のTx(送信)とRx(受信)が一体になっていますので、UARTに接続する場合は別途回路が必要でしたが、この変換基板を使用することで端子の接続のみ行えばICSデバイスとの通信ができるようになります。通信方法、コマンドについてはソフトウェアマニュアル(コマンドリファレンス)をご参照ください。

 『シリアルサーボ制御方法(2) ICS編』

 『シリアルサーボ制御方法(3) ソフト編』

 

【必要な製品】

ICS変換基板
HV電源スイッチハーネス

※Arduino UNOで使用する場合
KSBシールド2 ×1

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 Arduino用のライブラリを公開しました。下記よりダウンロードしてご利用ください。

 『ICS Library for Arduino ver.2』

 

 ★Arduinoライブラリの詳細な使用方法はこちらの記事をご覧ください。

 『ICS変換基板の使用方法(1) 準備編』

 『ICS変換基板の使用方法(2) サーボ制御編』

 『ICS変換基板の使用方法(5) Arduino Nano EveryでKRSサーボを制御』

 

【構成図】

 

 

●シリアルマネージャー

ICS3.5/3.6 マネージャーソフトウエアを使用することで、サーボのIDや通信速度を設定することができます。また、ストレッチやスピードなど各種パラメータの変更も可能です。

 『ICS3.5/3.6 Manager software R1.1.0.0』

 『ICS3.5/3.6 Managerの使い方』

 

 

■電源

【対応バッテリー】

HVサーボには、3セル(9.9V)のリチウムフェライトバッテリーをご利用ください。

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ROBOパワーセル F3-850タイプ (Li-Fe)

※バッテリーの取り扱いには注意が必要です。こちらの注意事項をよくお読みになってからご利用ください。

 

【充電器】

リチウムフェライトバッテリー対応の充電器をご利用ください。

【参考】G3 CHARGER(G-FORCE社製)

 

【ACアダプター】

アームロボットなど数個のサーボでしたら以下のACアダプターをご利用いただけます。ご利用の際は電流の容量にご注意ください。

03140

ACアダプター(12V5A)

 

KRSサーボに関する情報は、「ICS・KRSサーボ開発資料」にまとめてご用意しています。また、の「テクニカルガイド」にもロボットに関する様々な情報を公開していますので、ぜひご参照ください。

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