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B3MのIDがわからなくなった時の対処法
B3MサーボモータのIDがわからなくなった時の対処法 B3Mサーボモータをお使いいただいているお客様より「ID」の設定値が分からなくなってしまったという相談をお受けすることがあります。 通信速度に関してはB3M Managerで6種類の設定値を総当りで試す手もあるのですが、IDに関しては255通りも確認するわけにはいかないと思います。 そこで、IDが不明な場合の対処法を御紹介します。 B3Mサーボモータにはブロードキャスト(不特定多数向け)IDとして、ID:255が存在します。 ID:255で送信することによって、接続されているすべてのサーボモータに対してコマンドを発行することができます。 つまり、IDの不明な個体に対してもID:255を利用して任意のIDに書き換えてしまうことが可能です。 例えば、IDを0に書き換える場合は、IDの部分に255を入力new IDの部分に 0 を入力します。その後、その下のWriteボタンを押すと、データが送信されます。 書き換え後は保存(ROM→Save to ROM)を行い、再起動後でもIDが保持されているようにします。 注意点としましては、接続されているすべてのB3Mサーボモータに対して、同一の処理が行なわれる点です。(上記操...
もっと見るKCB-3WLはHTH4 Ver.2.0以降に対応していますか?
【質問内容】 KCB-3WLでHeartToHeart4 Ver.2.0以降でビルドしたプロジェクトを使用できますか? 【回答】 申し訳ございませんが、使用することはできません。 HeartToHeart4 Ver.2.0以降では機能拡張のためアドレスなど仕様変更を行っていますので、KCB-3WLに付属するソフトに対応しておりません。 ...
もっと見るリフェバッテリーの電圧チェックについて
リチウムフェライト(リフェ)バッテリーは、過充電、過放電になった場合バッテリーが破損し使用できなくなるため、常に電圧を気にしながら使用する必要があります。 ロボットが動作しなくなるまで放電してしまうと確実にバッテリーにダメージがありますのでご注意下さい。 この記事では、バッテリーを安全にご利用いただくために電圧を確認するための方法をご紹介します。 リフェバッテリーに関しては、以下の記事も合わせてご覧ください。 ■サポート情報『Li-Feバッテリーのメリットと注意事項』 1.HeartToHeart4で電圧を確認する HeartToHeart4(以下HTH4)は、RCB-4HVに接続されたバッテリーの電圧を測ることができます。 ■確認方法 1)プロジェクトを展開し、COMをつないだ後、SyncをONにした状態で「プロジェクト」ウィンドウを開きます。 2)「ポートの状態を見る」の欄でADのBATというボタンをクリックします。 3)すると、AD値に電圧が表示されます。ここに表示される電圧は、RCB-4HVで測ったバッテリーの電圧です。 リフェタイプのバッテリーは、1つのセルで2.9Vを下回った状態で使用し続けるこ...
もっと見るB3Mサーボモータを動かそう(C#位置制御編)
【関連記事】 第1回 B3Mサーボモータを動かそう(準備編(1))(改訂版) 第2回 B3Mサーボモータを動かそう(準備編(2)) 第3回 B3Mサーボモータを動かそう(C#下準備編) 第5回 B3Mサーボモータを動かそう(Arduino制御編)(改訂版) 第6回 B3Mサーボモータを動かそう(Python編(1))(改訂版) B3Mサーボモータをプログラムで動かす 前回、Visual StudioのC#を用いてライブラリの読み込みや通信設定を行いました。 今回は、実際に角度を指定して、その角度まで動作させてみます。 B3Mサーボモータを動かす手順 B3Mサーボモータを動かす手順は、下記のようになります。 ①B3Mサーボモータの動作モードをFreeにします ②制御モードを変更します ③制御モードに応じてゲインを変更します ④B3Mサーボモータの動作モードをNormalにします ⑤目標値を設定します 今回は位置制御モードで角度指令を行いその角度に動くようにします。 出荷設定では位置制御モード、位置制御用のゲインに設定していますので、②、③は省略します。 &n...
もっと見るB3Mサーボモータを動かそう(C#下準備編)
【関連記事】 第1回 B3Mサーボモータを動かそう(準備編(1))(改訂版) 第2回 B3Mサーボモータを動かそう(準備編(2)) 第4回 B3Mサーボモータを動かそう(C#位置制御編) 第5回 B3Mサーボモータを動かそう(Arduino制御編)(改訂版) 第6回 B3Mサーボモータを動かそう(Python編(1))(改訂版) B3Mサーボモータをプログラムで動かす B3M Manegerでは、1つのB3Mサーボモータを設定、動かすことができますが、複数のB3Mサーボモータを協調させて動かすことができません。 そこで、プログラムを作成し動かす方法を紹介いたします。 マイコンなどからコマンドを送信することもできますが、ライブラリが用意されているので、 Windowsのプログラムからであれば簡単に動かすことができます。 今回は、そのWindowsのライブラリの使い方とB3Mサーボモータを動かすまでのプログラム作成を解説いたします。 必要なもの ・準備編で紹介したハードウェア一式 ・Windows 7 / 8.1 / 10 (32bit/64bit) 搭載のパソコン 下記ソフトウェアの詳しい動作要件はMicros...
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