RCB-4HVボードのみ
価格: ¥13,200 (税込)
<スペック>
●寸法:45×35×13mm(突起部除く)
●重量:12g
●電源電圧:6V~12V
●対応サーボ:シリアル専用
●通信規格:ICS3.0/3.5/3.6
●通信速度:115200/625000/1250000
●信号レベル:TTL
●ICS最大接続数:33
●接続方法:デイジーチェーン
●SIO端子:8(2系統)
●AD端子:10
●PIO:10
●COMポート:1
●端子:サーボコネクタ
●対応ソフト:HeartToHeart4
<ソフトウェア動作環境>
●対応OS
Windows 8 / 8.1 /10(各64bit)
※Microsoft.NET Framework 4.6以上が必要です。
●USBポート(1.1/2.0)
<インターフェース>
●Dual USBアダプターHS
●シリアルUSBアダプターHS
<付属品>
●電源ケーブルA ×1
ソフト・マニュアルなどはダウンロードしてご利用ください。
ダウンロード先は、以下の「サポート」タブをご参照ください。
商品説明
RCB-4HVは、HeartToHeart4(以下HTH4)とセットで使用します。HTH4は、モーション作成用ソフトウェアです。画面上のパネルをマウス操作するだけでほとんどの作業が完了しますので、プログラミング未経験のかたでも簡単にモーションが作成できます。
HTH4では、以下の作業ができます。
・サーボの制御
各サーボの角度を指定するだけでサーボを動かすことができます。RCB-4HVでは、最大35個のサーボを制御することが可能です。また、スピード(動作速度)、ストレッチ(軸の保持力)をモーション内で変更することもできます。
・モーション作成
指定した角度を順番に再生することでモーションとして動作させることができます。また、状況に合わせてモーションを分岐したり、繰り返し動作を数字で指定したり、他のモーションを呼び出してつなげたりと、便利な機能が豊富に用意されています。
・センサーの制御
センサーの値を読み込み、その値を元にモーションの分岐や、角度を変えることができます。
例えば、二足歩行ロボットにジャイロセンサーを搭載して、姿勢が崩れた時に足首やひざのサーボの角度を少しずらして姿勢を保つ、などの制御を行えます。
・サーボ以外のICSデバイスの接続
ICS対応の受信機(KRR-5FHなど)をつないでロボットを無線化することもできます。
他にもロボットのモーション作成に必要な機能を多数ご用意しています。
HeartToHeart4の詳細はこちらをご覧ください。
※RCB-4の詳細な情報は、HeartToHeart4ユーザーズマニュアルに掲載されています。こちらからご参照ください。
【ご注意ください】
本製品は、標準の状態ではHV(9~12V)対応のサーボにご利用いただけます。LV(6~7.4V)対応サーボの電源でご利用いただく場合は、別売りのブースター3.1(RCB-4HV用)が必要です。
ご利用方法は『6VサーボをRCBで制御するための電源について』をご参照ください。
■端子の機能
・SIOポート
SIOポートはSerial I/Oの略で弊社製のICSシリアルデバイスを接続するための端子です。RCB-4HVは、ICS3.0/3.5/3.6のサーボや受信機を最大36個接続することができます。(ID31は受信機用固定)
・ADポート
ジャイロセンサーKRG-4や加速度センサーRAS-3などアナログデバイスを接続できます。動作電圧は0~5V です。RCB-4では、10個のセンサーを取り付けることができます。(電流の上限にご注意ください)
・PIOポート
デジタル入出力デバイスを接続します。出力としても使用可能で、動作電圧は0V(LOW)、5V(HIGH)です。直接に電流制限抵抗として1kΩが入っていますので、LEDを直接つないで利用できます。ただし、LEDの動作電圧に注意してください。
・COMポート
PCや外部のマイコンボードと通信するためのポートです。
■制御方法
●PCから制御する
RCB-4は、HeartToHeart4を使用して簡単にモーション作成が可能です。
・製品情報:『HeartToHeart4』
また、公開されている「RCB-4リファレンスセット」を参照して独自の環境から命令を送ることができます。(RCB-4にHTH4を使用してプロジェクトが書き込まれている必要があります)※
・サポート情報:『RCB-4リファレンスセット Ver.2.2』
【必要な製品】
・Dual USBアダプターHS
(USBアダプター同梱のケーブルでPCと接続可能です)
・HV電源スイッチハーネス、またはLV電源スイッチハーネス
(接続するサーボの電圧に合わせてご用意ください。ロボットに搭載されている場合は、追加でご用意いただく必要はありません。)
●マイコンボードから制御する
市販ボードのUART端子からRCB-4を制御することができます。RCB-4変換基板を経由することでマイコンボードとRCB-4を簡単に接続することができます。通信方法、コマンドについては『RCB-4リファレンスセット Ver.2.2』をご参照ください。(RCB-4にHTH4を使用してプロジェクトが書き込まれている必要があります)※
【必要な製品】
※Arduino UNOで使用する場合
・KSBシールド2 ×1
Arduino用のライブラリを公開しました。下記よりダウンロードしてご利用ください。
『RCB-4 Library for Arduino ver.1』
★Arduinoライブラリの詳細な使用方法はこちらの記事をご覧ください。
※RCB-4内部のファームを変更することはできません。RCB-4に登録したモーション再生やセンサの情報を取得することができます。
RCB-4に関する情報は、こちらからご覧いただけます。