ICS Library for Arduino ver.3
ICS Library for Arduino Ver.3を公開します。Arduino UNO R4のボードマネージャのバージョンアップにより、Arduino UNO R4にてICS機器のご利用が可能になりました。
R4はこれまで兼用だったUARTとUSBが別になり、ICS機器と通信しながらPCの通信が可能になりましたので、Ver.3はこれに合わせてICS機器との通信結果をSerial.print()でシリアルモニタに表示するように変更しました。
Arduino Nano EveryやM5Stack Basicなど、これまで対応していた機種でも引き続きご利用いただけます。
Ver.2からの変更点
・サンプルプログラムをICS機器との通信結果をSerial.print()でシリアルモニタに表示するように変更しました。
※ライブラリ本体の変更はありません。
ICS_Library_for_Arduino_V3/
┣IcsClassV300.zip (IcsBaceClass,IcsHardSerialClass)
┗取扱説明書など
※Ver.3.0よりSoftwareSerialのサポートを終了しました。SoftwareSerialを使用される場合はVer.2をご利用ください。
※こちらのライブラリはWindows Store版のArduino IDEには対応していません。
Arduino UNO R3/R4をご利用する場合は、KSBシールド2を使用すると便利です。
以下よりダウンロードしてご利用ください。解凍したフォルダ内にマニュアルが同梱されていますので、ご利用方法はマニュアルをご参照ください。
2025.01.16
[ver.3.0]
これまで通信結果をGPIOのHigh/Lowで通知していましたが、Serial.print()でシリアルモニタに表示するように変更しました。
【ご注意ください】
Arduino UNO R4を使用する場合は、下記のバージョン以上の環境でご利用ください。
・Arduino IDEのバージョン:2.3.4以上
・ボードマネージャ(Arduino UNO R4 Boards)のバージョン:1.3.2以上
これ以前のバージョンではシリアル通信が正常に動作しない場合があります。
ボードマネージャのアップデート方法はこちらの記事をご参照ください。
サンプルプログラムについて
このサンプルをArduino IDEで使用する場合は、ダウンロードしたzipファイルを一度解凍し、フォルダ内の「IcsClass_V300.zip」をインクルードすることでご利用いただけます。「スケッチ」メニューの「ライブラリをインクルード」→「.ZIP形式のライブラリをインストール」の順に選択し、ダウンロードしたzipファイルを選択してください。
問題なくインクルードが完了しますと「ファイル」メニューの「スケッチ例」に「IcsClass_V300」が表示されますので、サンプルプログラムを参考にご利用ください。
Arduino IDEを使用せず別の環境で開発する場合は、環境に合わせた設定をしてください。
なお、本サンプルはArduino UNO R4で使用することを想定していますが、ENピン番号やシリアルのポート番号を変更することにより多数のArduinoでご利用いただくことができます。詳しくはArduinoの仕様をご確認ください。
ライブラリの詳しい使用方法は、付属のマニュアルをご参照ください。
【ご注意ください】
・このサンプルプログラムはSoftwareSerialには対応していません
・マイコンボードに応じて通信速度の上限があります。ICS機器の通信速度を変更する際、マイコンの上限以上の通信速度を設定してしまうと通信マイコンでは通信速度が変更できなくなりますのでご注意ください。
動作確認済み環境
・Arduino Nano Every
・Arduino UNO R4
・Arduino UNO R3
※Serialが1系統でプログラムの書き込みと実行を切り替えて使う必要があり、
デバック用にPCにデータを送ることができません。
※サンプルプログラムではPCに結果を出力していますので、書き変えてお使いください。
・Arduino Mega 2560 R3
・M5Stack Basic V.2.6 / 2.7
※M5系は、M5Stack Basic以外のStickなどSerialのピン配置が
変更できる関数には対応できていません。
Serial部分のプログラムを書き換えてお使いください。
・Teensy(4.0/4.1)
※「サンプルプログラムについて」の通りボードに合わせてENピン番号、シリアルポートの指定が必要です。
対応機種
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